STORY

#21-26

第21話「タウン・パニック」

 悠宇の叫び声に応えて動き始めたゴーグは、タウンに駐在する“GAIL”部隊の攻撃を跳ね返し、行く手を阻むものを次々と破壊して悠宇の許へと前進する。
 騒ぎに乗じて脱出し、ドリス、ウェイブを助け出した船長は、ロッドの意向を無視したゴトーの手により、悠宇が“GAIL”本社へと連れ去られようとしている事を知る。しかし、時すでに遅く、意識のない悠宇を乗せた輸送機はニューヨークに向けて離陸を開始した。が、ようやくことの重大性にその腰を上げたホツに率いられた旧島ゲリラの攻撃で輸送機は離陸に失敗。無事に救出された悠宇は、自分を助けるために“GAIL”と戦い続けてくれたゴーグの許へと走り寄る。静かな唸りを発してゆっくりと悠宇に手を差し延べるゴーグ。その姿に、悠宇とゴーグの強い絆を思い知る一同。しかし、第一火口の噴火と共に突如出現した無数のラブル・ガーディアンの姿に戦慄が走る。

CAST

悠宇:田中真弓/Dr.ウェイブ:キートン山田/ドリス:雨宮一美/船長:今西正男/ロッド:池田秀一/レイディ:高嶋雅羅/アロイ:向殿あさみ/サラ:佐々木優子/トメニク:立木文彦/ヘッケル:佐藤正治/Mr.ゴトー:加藤正之/デヴィ:亀井三郎/ナレーター:石塚運昇/ベーム:戸谷公次

STAFF

脚本:塚本裕美子/ストーリーボード:浜津守/演出:浜津守

原画:大貫健一、広田麻由美、戸川俊信、土器手司/作画監督補:石垣真弓/動画:竹ノ内節子、小池あゆみ、松野悦子、今井幸恵/動画チェック:工藤千恵子/色彩設定:隈部昌二/仕上:スタジオ九魔、京都アニメ、AIC、スタジオG7/特殊効果:山本公/背景:アートランド 勝井和子、渡辺尚美、西川増水/撮影:イマジネーションプロダクト 山田廣明、酒井晴美、笹本智子、遠藤智子/編集:井上編集室 井上和夫、渡瀬祐子/タイトル:マキプロダクション 袴田顕宏/効果:佐藤一俊/音響制作:千田啓子/調整:衣田章良/録音:セントラル録音/現像:東京現像所/制作進行:播本昌志/設定制作:高森宏治/文芸:風間洋/制作助手:吉田恵美/制作デスク:富田民幸/作画監督:土器手司

第22話「報復の足音」

 タウンに迫るラブル・ガーディアンの群れに必死に攻撃をかける“GAIL”だが、ラブル・ガーディアンの足並みは一向に乱れず、不気味な行進を続ける。保身に走る本部からバックアップを断られたロッドは、基地のオイルタンク群を爆破しガーディアン達の一掃を目論むものの、傷一つ付蹴ることが出来ない。成す術を失ったロッドはゲリラと共に事態を見守る悠宇の元を訪れ、ゴーグに協力を要請する。
 身勝手な言い分に激怒し、ロッドにつかみ掛かる悠宇だったが、それでも大切な仲間達を守る為にゴーグと共にラブル・ガーティアンの前に立ち塞がる悠宇。
 事態の重大さに、本来の目的の為に動き出す船長。実はCIAに雇われ、島の秘密を探り出す役目を担っていた船長は、レイディを人質に基地内の通信室を占拠してCIAに連絡をとる。
 マノンに呼び掛けながらもガーディアン部隊と必死に戦う悠宇とゴーグ。オウストラルの運命が今、変わりつつあった。

CAST

悠宇:田中真弓/Dr.ウェイブ:キートン山田/ドリス:雨宮一美/船長:今西正男/ロッド:池田秀一/レイディ:高嶋雅羅/アロイ:向殿あさみ/サラ:佐々木優子/トメニク:立木文彦/ベーム:戸谷公次/Mr.ゴトー:加藤正之/ナレーター:石塚運昇

STAFF

脚本:辻真先/ストーリーボード:菊池一仁/演出:菊池一仁

原画:内田順久、斉藤格、山田浩之、高橋久美子/作画監督補:石垣真弓/動画:吉森一彦、竹葉潔、小川悦子、スタジオ九魔/動画チェック:松野悦子/色彩設定:隈部昌二/仕上:スタジオ九魔、ケントハウス、創映、スタジオ2001/特殊効果:山本公/背景:アートランド 勝井和子、下野哲人/撮影:イマジネーションプロダクト 山田廣明、酒井晴美、北村葉子、遠藤智子/編集:井上編集室 井上和夫、渡瀬祐子/タイトル:マキプロダクション 袴田顕宏/効果:佐藤一俊/音響制作:千田啓子/調整:衣田章良/録音:セントラル録音/現像:東京現像所/制作進行:古澤文邦/設定制作:高森宏治/文芸:風間洋/制作助手:吉田恵美/制作デスク:富田民幸

第23話「オウストラル消去指令」

 船長の連絡によりオウストラルの秘密を知った各国は、異星文明が人類の益にならないと言う判断を下し、島を抹消する為、核による攻撃を決定。
 プロジェクトの失敗を悟った“GAIL”の会長ロイ・バルボアは衝撃のあまり、半ば廃人と化してしまう。
 島で興亡を続けるロッドは、脱出を勧める本社の言葉を無視し、この事件を自らの手で決着させようと決意、“GAIL”という組織を越え、レイディ、ベーム達と共に、次々と脱出するスタッフを横目に、島の抹消を阻止すべく、核攻撃を止めなければオウストラルの秘密を全世界に明かすと首脳陣を脅しにかかる。
 一方、悠宇の呼び掛けについに答えたマノンだが、ガーディアン部隊と戦いながらも必死で自分とのコンタクトを取ろうとした悠宇の心を解そうとはしない。そして彼が地球支配に乗り出そうとした時、オウストラル島火山が爆発。突如ガーディアンの群れは撤退を始めた。

CAST

悠宇:田中真弓/Dr.ウェイブ:キートン山田/ドリス:雨宮一美/船長:今西正男/ロッド:池田秀一/レイディ:高嶋雅羅/アロイ:向殿あさみ/サラ:佐々木優子/トメニク:立木文彦/ベーム:戸谷公次/Mr.ゴトー:加藤正之/デヴィ:亀井三郎/マノン:郡司みつお/ナレーター:石塚運昇

STAFF

脚本:塚本裕美子/ストーリーボード:小鹿英吉/演出:小鹿英吉

原画:桜井芳久、佐藤道雄、合田浩章/作画監督補:石垣真弓/動画:西河広美、桑沢和世、福本千津子、スタジオハピー/動画チェック:工藤千恵子/色彩設定:隈部昌二/仕上:スタジオ九魔、京都アニメ、AIC、スタジオG7/特殊効果:山本公/背景:メカマン 三浦智、今村立夫、村井弘子、高波美好/撮影:イマジネーションプロダクト 山田廣明、酒井晴美、北村葉子、遠藤智子/編集:井上編集室 井上和夫、渡瀬祐子/タイトル:マキプロダクション 袴田顕宏/効果:佐藤一俊/音響制作:千田啓子/調整:衣田章良/録音:セントラル録音/現像:東京現像所/制作進行:市万田俊也/設定制作:高森宏治/文芸:風間洋/制作助手:吉田恵美/制作デスク:富田民幸

第24話「火の山へふたたび」

 信頼を寄せていた船長がCIAのスパイであることを知らされ、わだかまっていた心を彼にぶつける悠宇。船長は、それを突き放すように利権にまみれた大人の本性を見せつけるが、その一方で、大人たちが忘れてしまった一途な心にいつしか自らも魅せられていたことを遠まわしに語ることで悠宇を力づける。悠宇は自分に出来る最善の道を歩もうと決意、ゴーグに乗り込み今一度話し合おうとマノンに呼びかける。そして、悠宇の必死の叫びに応える様に、再び攻め寄せていたガーディアン群が急に動きを止め、ゴーグに道を開けはじめた。
 一方、島の存亡をかけたロッドの脅しにも、各国の下した決定は変わることはなく、核攻撃までの時間は刻一刻と迫っていた。
 マノンを求め、激しく噴火する山中を行く悠宇。その目の前に、まるでからかうかのようにマノンのホログラフィが現われては悠宇を誘う。ゴーグに守られながら必死にその姿を追う悠宇の足元から、突如マグマが吹き出す・・・・。

CAST

悠宇:田中真弓/Dr.ウェイブ:山田俊司/ドリス:雨宮一美/船長:今西正男/ロッド:池田秀一/レイディ:高嶋雅羅/アロイ:向殿あさみ/サラ:佐々木優子/トメニク:立木文彦/首脳代表:村松康雄/ベーム:戸谷公次/首脳A:高宮俊介/ナレーター:石塚運昇

STAFF

脚本:塚本裕美子/ストーリーボード:浜津守/演出:浜津守

原画:大原和男、大貫健一、榎本明広、古川達也/作画監督補:石垣真弓/動画:岩柳恵美子、向山祐治、平尾昌子、南黒沢由美/動画チェック:工藤千恵子/色彩設定:隈部昌二/仕上:スタジオ九魔 小野和子、ケントハウス 吉森良子/特殊効果:山本公/背景:アートランド 石井満、吉村俊幸、林良高/撮影:イマジネーションプロダクト 山田廣明、酒井晴美、北村葉子、遠藤智子/編集:井上編集室 井上和夫、渡瀬祐子/タイトル:マキプロダクション 袴田顕宏/効果:佐藤一俊/音響制作:千田啓子/調整:衣田章良/録音:セントラル録音/現像:東京現像所/制作進行:西河稔/設定制作:高森宏治/文芸:風間洋/制作助手:吉田恵美/制作デスク:富田民幸

第25話「遠い絆」

 自分の元へ必死で向おうとする悠宇をあくまでも忠実に助けるゴーグの姿に、ある確信を持ったマノンは、悠宇に地下都市への道を開き自らの前に導く。そこで悠宇は、火山の爆発でコントロールシステムに狂いが生じ、マノンの仲間が全員死んだ事を知る。更にはゴーグの左胸に残されていたゼノンの残留思念から、自分がマノンと同じ異星人マシウス・デル・マドウと地球人女性との間の子孫であり、ゼノンが、地球人の女性を愛した親友を守る為、死を覚悟でゴーグと共に仲間の元から去ったことを知る。
 遙かな時を越え、友の子孫を見守りたいと言うゼノンの心を忠実に引き継ぎ守り続け、悠宇をここへと導いたゴーグ。ゴーグと悠宇との絆の意味が、今、明らかとなった。
 悠宇の存在から、改めてゼノン達の選んだ未来に希望の光を得たマノンは、この島が核攻撃に晒されると訴える悠宇に向かい、微笑みながら、仲間の許へ戻るようにとゴーグを指し示した。
 地上では、噴火の中、悠宇を追って一同がキャリアビーグルを駆る。一方、タウンで半ば自暴自棄となったロッド、レイディ、船長らの人々は、残された時間の中思い思いの行動に走る。そして、ついに各国から核ミサイルが発射された・・・・。

CAST

悠宇:田中真弓/Dr.ウェイブ:キートン山田/ドリス:雨宮一美/船長:今西正男/ロッド:池田秀一/レイディ:高嶋雅羅/アロイ:向殿あさみ/サラ:佐々木優子/トメニク:立木文彦/ベーム:戸谷公次/ゼノン:島田敏/マノン:郡司みつお/デヴィ:亀井三郎/ナレーター:石塚運昇

STAFF

脚本:辻真先/ストーリーボード:菊池一仁/演出:菊池一仁

原画:広田麻由美、下田正美、土器手司、浦野日出男/作画監督補:石垣真弓/動画:竹ノ内節子、小池あゆみ、松野悦子、今井幸恵/動画チェック:工藤千恵子/色彩設定:隈部昌二/仕上:スタジオ九魔、京都アニメ、AIC、スタジオG7/特殊効果:山本公/背景:アートランド 勝井和子、下野哲人、西川増水/撮影:イマジネーションプロダクト 山田廣明、酒井晴美、北村葉子、遠藤智子/編集:井上編集室 井上和夫、渡瀬祐子/タイトル:マキプロダクション 袴田顕宏/効果:佐藤一俊/音響制作:千田啓子/調整:衣田章良/録音:セントラル録音/現像:東京現像所/制作進行:播本昌志/設定制作:高森宏治/文芸:風間洋/制作助手:吉田恵美/制作デスク:富田民幸

第26話「光る島」

 核ミサイルの着弾は迫る。マノンの下を離れ、キャリア・ビーグルを失った仲間をゴーグの両手に乗せてタウンを目指す悠宇。いつの間にか誰云うともなく、もう一度会いたいと、一点を目指すオウストラルに残った人々。その中には、ホツやロッド、レイディ、船長の姿もあった。
 ペンタゴンのカメラが見守る中、オウストラルに落下する核ミサイル。しかし、キノコ雲の中、マノンの発動した電磁バリアが島を崩壊から救う。
 驚異の科学力で一同を守ったマノンは、無益な争いの種とならぬ様、地下都市に残された全てのエネルギーを使って島を再び沈下させる。自分達の希望を悠宇に託して・・・・。
 島に別れを告げ、明日に旅発つ一同。 「待っててくれるよね? 今までだって、こんなに長い時間待っててくれたんだもんね」
 悠宇の呼びかけに、ゴーグの目は暖かな光で応えた。
 向かい合う悠宇の目に光るのは、辛い別れの涙ではない。それは「必ず又会おう」と約束を交わす深い絆の涙だった。
 ゆっくりと噴火沈降する島の中へと歩み去って行く、強くて優しい青い巨神との日々は、悠宇の中で、なにものにも代え難い宝となって生き続ける。
 いつか必ず、またここに来る! ゴーグが待っているこの場所へ。

CAST

悠宇:田中真弓/Dr.ウェイブ:キートン山田/ドリス:雨宮一美/船長:今西正男/ロッド:池田秀一/レイディ:高嶋雅羅/アロイ:向殿あさみ/サラ:佐々木優子/トメニク:立木文彦/マノン:郡司みつお/Mr.ゴトー:加藤正之/ベーム:戸谷公次/デヴィ:亀井三郎/ナレーター:石塚運昇

STAFF

脚本:辻真先/ストーリーボード:鹿島典夫/演出:鹿島典夫

原画:桜井芳久、佐藤道雄、内田順久、大川弘義/作画監督補:石垣真弓/動画:古森一彦、竹葉潔、小川悦子、吉川文代/動画チェック:工藤千恵子/色彩設定:隈部昌二/仕上:スタジオ九魔 小野和子、ケントハウス 吉森良子/特殊効果:山本公/背景:メカマン 三浦智、今村立夫、村井弘子、高波美好/撮影:イマジネーションプロダクト 山田廣明、酒井晴美、笹本智子、遠藤智子/編集:井上編集室 井上和夫、渡瀬祐子/タイトル:マキプロダクション 袴田顕宏/効果:佐藤一俊/音響制作:千田啓子/調整:衣田章良/録音:セントラル録音/現像:東京現像所/制作進行:古澤文邦/設定制作:高森宏治/文芸:風間洋/制作助手:吉田恵美/制作デスク:富田民幸

PAGETOP