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オウストラル島
(オウストラル新島)

南太平洋、サモア諸島東南2000キロに浮かぶ火山島。旧島、新島と呼ばれる陸続きの島からなる。オウストラル新島は、1990年、旧オウストラル島の隣に突如出現した。極短い期間で旧島と陸続きになったが、国際的なコングロマリット(複合企業)“GAIL”の圧力により秘密保持のために地図上から消されている。

オウストラルの秘密

“GAIL”は、この島の地下深くに3万年前に地球に降り立った異星人達が存在していると推測していた。異星人達は、故郷の星を失い宇宙を漂流した末、同じ“人”が住む太古の地球と出逢う。この奇跡的な出会いは、同時に彼らに重大な選択を強いることとなる。先住民たる原初の地球人と和して生きていくか、あるいは文明の成熟を待つために永い眠りにつくか。しかし、和して生きていくということは、己の文明を捨てること意味する。大多数の異星人は永い眠りにつくことを選択、眠りにつく場所として選ばれたのがオウストラル新島だった。だが、地球人の中に同化して生きていくことを選んだ小数の異星人も存在した……。

遭難地点

オウストラル島へ向かう悠宇達一同が、謎のクラゲ型によって船を破壊され海に投げ出された場所。

悠宇の漂着地点

ゴーグと初めて出会った場所。

旧オウストラル島

南太平洋、サモア諸島東南2000キロに浮かぶ小さな火山島。ごく小数の島民が穏やかに暮らしていたが、新島出現後、突如島を占拠した“GAIL”に対抗する組織を結成、その拠点を置いている。

旧島民ベース

オウストラル島住民によって組織された“GAIL”に対抗するゲリラ組織の拠点。

ダークベイ

新島東南部にある深い入り江。旧島との前線地区として“GAIL”の哨戒艇が警備を固める。

海坊主

溶岩の丘を利用して造られた“GAIL”の要塞。一個旅団相当の部隊が常駐、オウストラルにおける防衛と探査の要としてその役目を果たす。地下には巨大な自然洞窟が縦横に走っており、その一本はダークベイにも繋がっている。この構造を熟知しているゴーグの導きにより、一同はGAILの攻撃から逃れた。

グリーンマット

新島の中央部に広がる美しい緑地帯。クーガーコネクションにより悠宇とドリスがテントに監禁された場所。

マノンのコントロールルーム

宙に浮かぶ不思議な珠を操り、異星文明の各施設及びガーディアン等を、オウストラル島全域に渡り管理出来る。異星人の超テクノロジーが垣間見える場所。

ガーディアン格納庫

無数のラブル・ガーディアンが、常時即起動出来る状態で格納されている。実は、島の秘密保持のために沿岸に配置されているクラゲ型メカも多数ここに保管。定期的にメインテナンスされる。

異星人の遺跡(中央ホール)

“馬の鞍”中央部地下にある異星人遺跡の中心部。悠宇が初めてマノンと出逢った場所。

ガーディアンの検査装置

マノンの許に戻って来たゴーグの検査を行った異星文明の装置。上級クラスのドークスガーディアン専用の装置で、メインテナンスにも利用される。

冷凍睡眠装置

多数の異星人達が3万年の眠りについている。

遺跡に繋がる通路

島の内部に走る地下洞窟のひとつで、異星人遺跡の中央ホールに繋がっている。GAILが強行侵入に使用。マノン・ガーディアンがその恐るべき戦闘力を見せつけた場所でもある。

GAILタウン

ロイ・バルボアが創設した国際的なコングロマリット(複合企業)。世界中の国々と強力なコネクションを持ち、天文学的資金を自由に操作することで、あらゆるメディアを自由に牛耳る力も持つ。本社には、各国首脳との間に結ばれたホットラインが存在する。

GAILタウン・空港

オウストラル島唯一の空港。最先端の航空設備を持ち、幾つもの巨大な格納庫などが立ち並ぶ。人工的に造られたタウンの玄関口でもある。

ロッドの執務室

GAIL会長ロイ・バルボアの御曹司、ロッド・バルボアのオウストラルにおけるホームベース。ただし、室内で指揮をとるよりも前線で精力的に動くことを好むロッドは、あまり長い時間をここで過ごしてはいない。

検査室

“GAIL”に拘束された悠宇がヘッケルらによって様々な身体的検査を受けさせられた。

GAILタウンへの道路

新島からタウンへと繋がる『橋』。攻め寄せる無数のラブル・ガーティアンに対し、ゴーグが単身防衛戦を張った。

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