GUARDIAN

異星文明

ガーディアン

異星人が自己の防衛用に造り出した巨大人型ロボット。高度な人工知能が搭載され、自立行動、遠隔操作が可能。通常は左胸の座席から制御する。武器として現行の兵器を凌駕する破壊力のレーザー砲を持つ。ドークス・ガーディアンとラブル・ガーディアンの2タイプがあり、構造、強度及び各種性能には大きな差がある。特に、上級クラスのドークス・ガーディアンは、高熱のマグマやダイヤモンドでも傷つくことがない強度を誇り、大気(海水も含む)を分子レベルで体表から取り込みエネルギーに変換することで、無限大の可動時間と耐久性を持つ。同様のシステムにより、かなりの自己修復も可能。ゼノンのガーディアン(ゴーグ)、マノンのガーディアンがこれに当るが、時折ゴーグの機能が停止して見えるのは、通常以上のエネルギーを消費した事による臨時補給及び自己修復を行っている時間。それぞれに微妙なチューンナップの違いがある。

ガーディアンの関係性
ゴーグ

ゴーグ

搭乗者:ゼノン、田神悠宇
登場話数:4話~
全長:13.5メートル/重量:12.5トン
武器:特になし、ただし#10のみ、改造180ミリ砲(GH-1005Kの砲身を外したもの)を使用

オウストラル島の住民が神と崇める青色の巨人ロボット。オウストラル新島に漂着した悠宇が謎のクラゲ型メカに襲われた際助けに現れ(4話)、悠宇を異星人マノンの下に導く橋渡し役となる。
実は、マノンの弟であるゼノン専用ドークス・ガーディアンで、左右胸部が開き、内部に人間を収納、保護することが出来るが、悠宇に出逢うまで、コックピット様の制御座席となっている左胸内部にゼノンの亡骸を保存し続けていた。訳あって武器を携行しておらず格闘のみで敵に対するが、状況により武器として使用し得るものがあればこれを使用することもある。超高度な人工知能が搭載されており、人間の思考を判読し必要に応じて対処行動することが出来る。ゼノンの残留意思を汲んだ人工知能がマシウスの血を引いた悠宇を守るよう判断し、ゼノンの死後永い時間、悠宇を待ち続けてきた。その行動は時に大胆、時に驚くほど繊細で、人間的な感情の存在を感じさせることすらある。“ゴーグ”と言う名前は、発する唸りのような音から受けたインスピレーションによる。

マノン・ガーディアン

マノン・ガーディアン

搭乗者:マノン
登場話数:16話~
武器:レーザー砲

異星人マノンの操る紫色の巨大護衛人型ロボット。武器を持たないゴーグとは異なり戦闘用としての能力を十分に兼ね備え、背中の二丁のレーザー砲は侵入した“GAIL”部隊を消滅させた(17話)。格闘戦にも優れており、脱出しようとする悠宇の前に立ち塞がりゴーグとほぼ互角の戦いをする(18話)。ゴーグと同じドークス・ガーティアンタイプで、ラブル・ガーディアンとは形状が異なり能力も遥かに高い。その行動はゴーグに比べ無感情で機械的な印象を受ける。

ラブル・ガーディアン

ラブル・ガーディアン

搭乗者:---
登場話数:16話~
武器:レーザー砲
登場話数:4話~

異星人護衛用の巨大人型ロボット。ドークス・ガーディアンタイプとは機能、形状が異なり、長手で背に一丁のレーザー砲を装備する。眠っている異星人に相当する数が存在し、主人と同じく永きに渡り眠りについていたが、人類を掃討しようと決断したマノンの手によって復活、遠隔操作によって“GAIL”タウンに迫る(22話)。現行兵器の攻撃程度であれば難なく跳ね返す強い装甲を有するが、首の接合部に若干問題があり、ここを狙うことにより破壊しうることもある。ゴーグと比較すると明らかにその能力は劣り、タウンへの道を守るゴーグに対し複数で攻撃を仕掛けるが歯が立たず、逆に返り討ちにあう(22話)。


クラゲ型メカ

クラゲ型メカ

搭乗者:---
登場話数:3話~
武器:無数の触手

オウストラル島沿岸に出没する。全体はゴツゴツとした装甲に被われ、多関節によりフレキシブルに可動する多数の触手を持つ巨大なクラゲ様の怪物。
不気味な外見で「化け物」と恐れられるが、実は異星人がその存在を隠すために配備したロボットで、特に、地下施設に繋がる海岸や入り江などに多い。
自立型ではあるが、近付くものを排除すると言うごく単純な機能しか供えておらず、本来敵ではないゴーグにも襲いかかる。

地球(GAIL)

キャリア・ビーグル

キャリア・ビーグル

乗員:5名(+10~20は可能) 登場話数:---

車体長:18.9メートル/全高:6.4メートル/車体高:4.4メートル/全幅:9.4メートル 自重:232トン/戦闘重量:312トン

エンジン:マイバッハHS-120R+ターボチャージャー4発、水流(ハイドロ)Jet2発
出力:13000Hp
最高速度:整地 時速95キロ/不整地 時速20キロ

武装:175ミリ加濃砲1(クルップFL.37) 自動装填長砲身/40ミリ機関砲(ボ・フォースEMT.207) 対空用/12.7ミリ重機関銃(ブローニングM2)/120ミリ曲射砲×6(スモークディスチャージャーとして使用。迫撃使用可)
その他:NBCリダクションフィルター有/ハイドロジェット用インテーク/ディーゼルエンジン/赤外線レーザー照準器

オウストラル旧島ゲリラが“GAIL”から奪った最新型水陸両用車両。ゲリラから抜け出す際にアロイ等が持ち出し、以後これに乗り“GAIL”との死闘を戦い抜く。戦闘用としては勿論、居住用としても優れており、狭いながらもキッチンスペース、ベッドなどが備え付けられている。

ダイノソア

ダイノソア

乗員:7名
登場:4話
全長:11.7メートル/全高:11.7メートル/全幅:12.5メートル
重量:370トン

エンジン:フォード製 ディーゼルエンジン×4+ツインターボ2発、スーパーチャージャー8発 出力:9500Hp×4

武装:40ミリ単装機関砲×4/35ミリ連装機関砲×2/35ミリ単装機関砲×2

“GAIL”所有の4脚歩行可能な掘削作業用メカ。戦闘用としても転用可能。ゴーグの前に度々立ちはだかるが目立った戦果をあげることはなかった。

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