STORY

#6-10

第6話「ゴーグの秘密」

 現在の攻撃力ではまったく巨人に歯が立たぬと悟ったロッドは一時退去を命令し、兵器の補強と、頭上に居る謎の少年についての調査を本部へ依頼した。
 一方、新島に向っていた一同は"GAIL"の監視網を抜けてオウストラルに上陸したレイディ達に出会い、これを撃退する。
 真昼の陽射しを避け火口で休む悠宇に向かって、巨人は自分の左胸部を開けた。中には、まるで眠っているかのように整然と座る異文明人の遺骸。が、それは見る間に風化し、崩れ落ちて塵となった。遺骸は一体誰でいつから中にいたのか。驚き、戸惑いつつも共に行くことを決めた悠宇を頭上に乗せ、巨人が再び歩み始めた時、アルゴスに案内されたキャリア・ビーグルが現れる。互いを敵と身構える両者を緊迫感が包む。しかし、巨人の上に悠宇の姿を見つけたドリスがビーグルを飛び出した。
 自分を己の手に乗せて悠宇と引き会わせた巨人を、ドリスは"ゴーグ"と呼ぶ。「そうか、ゴーグって・・・・言うのか。」悠宇は巨人の名を初めて知るのだった。

CAST

悠宇:田中真弓/Dr.ウェイブ:山田俊司/ドリス:雨宮一美/船長:今西正男/ロッド:池田秀一/レイディ:高嶋雅羅/アロイ:向殿あさみ/サラ:神保なおみ/トメニク:立木文彦/Mr.ゴトー:加藤正之/ロイ:藤本譲/デヴィ:亀井三郎/ナレーター:石塚運昇

STAFF

脚本:辻真先/ストーリーボード:浜津守/演出:浜津守

原画:古川達也、斉藤格、榎本明広、九月社/動画:吉森和彦、竹葉潔、小川悦子、吉浜久美子/動画チェック:工藤千恵子/色彩設定:隈部昌二/仕上:スタジオ九魔/色指定:小森靖彦/特殊効果:山本公/背景:安西徹夫、下野哲人/撮影:緒方プロダクション 結束義博、阿部照男、野田健二、奥田浩一/編集:井上編集室 井上和夫/タイトル:マキプロダクション 袴田顕宏/効果:佐藤一俊/音響制作:千田啓子/調整:泉山行輝/録音:東京テレビセンター/現像:東京現像所/制作進行:古澤文邦/設定制作:高森宏治/文芸:風間洋/制作助手:吉田恵美/制作デスク:富田民幸

第7話「海坊主の砦」

 ドリス一行との合流を果たした悠宇は、ゴーグの歩みがある場所を目指していることを知る。しかしその先には、ベームの指揮する"海坊主"と呼ばれる"GAIL"の前進基地が立ち塞がっていた。
 戦いを避けようとゴーグに乗り込む悠宇だが、呼び掛けにも歩みを変えぬゴーグは激しい砲弾の中を海坊主に向けて直進する。
 しかし"GAIL"の銃弾が悠宇を傷つけた時、ゴーグは怒りに咆える。悠宇を安全な体内に移すと、その言葉に応じ、海坊主を迂回するゴーグ。だが、その時、海坊主から発射された強力なミサイル群が足元のカルスト台地を崩した。大陥没に沈むゴーグ達の運命は・・・・。

CAST

悠宇:田中真弓/Dr.ウェイブ:山田俊司/ドリス:雨宮一美/船長:今西正男/ロッド:池田秀一/レイディ:高嶋雅羅/アロイ:向殿あさみ/サラ:神保なおみ/トメニク:立木文彦/Mr.ゴトー:加藤正之/ベーム:戸谷公次/ナレーター:石塚運昇

STAFF

脚本:辻真先/ストーリーボード:小鹿英吉/演出:小鹿英吉

原画:桜井芳久、大貫健一、大川弘義、内田順久/動画:西河広実、大滝友子、福本千津子、スタジオダブ/動画チェック:工藤千恵子/色彩設定:隈部昌二/仕上:スタジオ九魔、タカプロ、創映、スタジオ2001/特殊効果:山本公/背景:アートランド 石井満、吉村俊幸、林良高、長島久美子/撮影:イマジネーションプロダクト 山田廣明、酒井晴美、笹本智子、遠藤智子/編集:井上編集室 井上和夫/タイトル:マキプロダクション 袴田顕宏/効果:佐藤一俊/音響制作:千田啓子/調整:泉山行輝/録音:東京テレビセンター/現像:東京現像所/制作進行:市万田俊也/設定制作:高森宏治/文芸:風間洋/制作助手:吉田恵美/制作デスク:富田民幸

第8話「ガイルの縦穴」

 "GAIL"の執拗な攻撃から逃れる為、カルスト台地の地下洞深く進む、キャリア・ビーグルとゴーグ。しかし、地下にまで張り巡らされた"GAIL"の捜査網に一同は苦戦、窮地をゴーグに助けられるものの、ビーグルの燃料も底をつき始めていた。
 燃料補給の為、地上への出口を捜す一同は、偶然にもヘッケル博士が調査を進めていた"GAIL"の巨大な遺跡発掘坑に突き当たる。ここなら燃料の補給ができると判断した船長は、突然の珍入者に混乱する遺跡発掘部隊を襲う。
 必死に応戦する発掘部隊を相手に白兵戦を仕掛ける船長達。銃を扱いなれたアロイと違い、初めての銃撃戦にとまどう悠宇だが、ゴーグの助けもあって補給は成功、一同は再び洞窟の奥深くへと進むのだった。

CAST

悠宇:田中真弓/Dr.ウェイブ:山田俊司/ドリス:雨宮一美/船長:今西正男/ロッド:池田秀一/レイディ:高嶋雅羅/アロイ:向殿あさみ/サラ:佐々木優子/トメニク:立木文彦/ベーム:戸谷公次/Mr.ゴトー:加藤正之/ヘッケル:佐藤正治/ナレーター:石塚運昇

STAFF

脚本:塚本裕美子/ストーリーボード:鹿島典夫/演出:浜津守

原画:佐藤道雄、土器手司、榎本明広、大原和男/動画:岩柳恵美子、平尾昌子、合田浩章、村田桃子/動画チェック:工藤千恵子/色彩設定:隈部昌二/仕上:スタジオ九魔、京都アニメ、スタジオ雲雀、スタジオG7/特殊効果:山本公/背景:メカマン 三浦智、今村立夫、村井弘子、高波美好/撮影:イマジネーションプロダクト 山田廣明、酒井晴美、笹本智子、遠藤智子/編集:井上編集室 井上和夫/タイトル:マキプロダクション 袴田顕宏/効果:佐藤一俊/音響制作:千田啓子/調整:泉山行輝/録音:東京テレビセンター/現像:東京現像所/制作進行:西河稔/設定制作:高森宏治/文芸:風間洋/制作助手:吉田恵美/制作デスク:富田民幸

第9話「闇の中」

 地底深く、ひとまず休息の場を見つけた一同は、キャリア・ビーグルの修理にかかる。一方、学者であるウェイブは、辺りに興味深々、一人勝手に洞窟探検に出かけて行方不明になる。ドリスの心配を察して捜しに出る悠宇とアロイだったが、リーダー・シップを取るアロイの勘違いや巨大なミミズ群との遭遇ですっかり迷ってしまう。しかし、いつしか悠宇にライバル意識を持っていたアロイは、悠宇を臆病者と嘲笑い、二人は一触即発・・・・、というその時、不気味な化け物が二人を襲う。必死に戦う二人はなんとか化け物を撃退し、互いを認め合う存在となるが、帰り道を見つけられず途方に暮れる。
 しかし、悠宇の危機を察知したゴーグの導きによって、二人は皆のもとに無事帰りつくのだった。

CAST

悠宇:田中真弓/Dr.ウェイブ:山田俊司/ドリス:雨宮一美/船長:今西正男/ロッド:池田秀一/レイディ:高嶋雅羅/アロイ:向殿あさみ/サラ:佐々木優子/トメニク:立木文彦/ベーム:戸谷公次/Mr.ゴトー:加藤正之/ヘッケル:佐藤正治/ナレーター:石塚運昇

STAFF

脚本:塚本裕美子/ストーリーボード:吉永尚之/演出:菊池一仁

原画:兵頭敬、吉永尚文、九月社、大川弘義/作画監督補:石垣真弓/動画:竹ノ内節子、大橋幸子、松野悦子、小池あゆみ/動画チェック:工藤千恵子/色彩設定:隈部昌二/仕上:スタジオ九魔、タカプロ、創映、スタジオ2001/特殊効果:山本公/背景:安西徹夫、下野哲人/撮影:イマジネーションプロダクト 山田廣明、酒井晴美、笹本智子、遠藤智子/編集:井上編集室 井上和夫/タイトル:マキプロダクション 袴田顕宏/効果:佐藤一俊/音響制作:千田啓子/調整:泉山行輝/録音:東京テレビセンター/現像:東京現像所/制作進行:吉村信明/設定制作:高森宏治/文芸:風間洋/制作助手:吉田恵美/制作デスク:富田民幸

第10話「ダークベイ」

 ゴーグ捕獲の為、本部からの増援と共に新しく赴任したオドンネル大佐は、ゴーグ達をダークベイと呼ばれる奥まった入り江に追い詰める作戦に出る。退路を絶たれた悠宇達一同は、オドンネル大佐の裏をかき、決死の断崖降下を試みるが、血気に逸ったアロイのミスで湾内に転落してしまう。なんととか無事だったものの、キャリア・ビーグルは損傷、ゴーグも静止。湾内を捜索する"GAIL"の捜索船の目をなんとか逃れつつビーグルの修理を行うこととなる。
 責任を感じて、サラと共に旧島の仲間のもとに助けを求めに走るアロイの後を追う悠宇だが、湾の奥から"GAIL"の船員達が恐れる咆哮が、不気味な影と共に迫る。 怪物の触手から必死に逃げる悠宇の運命は・・・・。

CAST

悠宇:田中真弓/Dr.ウェイブ:山田俊司/ドリス:雨宮一美/船長:今西正男/ロッド:池田秀一/レイディ:高嶋雅羅/アロイ:向殿あさみ/サラ:佐々木優子/トメニク:立木文彦/ベーム:戸谷公次/Mr.ゴトー:加藤正之/オドンネル:郷里大輔/ナレーター:石塚運昇

STAFF

脚本:辻真先/ストーリーボード:浜津守/演出:浜津守

原画:古川達也、戸川俊信、広田麻由美、大原和男/作画監督補:石垣真弓/動画:吉森一彦、竹葉潔、小川悦子、吉浜久美子/動画チェック:工藤千恵子/色彩設定:隈部昌二/仕上:スタジオ九魔、京都アニメ、スタジオ雲雀、スタジオG7/特殊効果:山本公/背景:アートランド 勝井和子、渡部尚美、西川増水/撮影:イマジネーションプロダクト 山田廣明、酒井晴美、笹本智子、遠藤智子/編集:井上編集室 井上和夫、渡瀬祐子/タイトル:マキプロダクション 袴田顕宏/効果:佐藤一俊/音響制作:千田啓子/調整:泉山行輝/録音:東京テレビセンター/現像:東京現像所/制作進行:古澤文邦/設定制作:高森宏治/文芸:風間洋/制作助手:吉田恵美/制作デスク:富田民幸

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